Date
2024.11.23
Client
ライオン株式会社
ライオン株式会社、蔵前本社にてキレイキレイ マイボトル ワークショップの企画、運営を行いました。
子どもたちが自ら手洗いを楽しめるマイボトルを作成し、蔵前地域にもそのボトルを還元することで、
地域にキレイの輪を広げるとともに、コミュニティづくりにも寄与しました。
ライオン株式会社では、衛生やオーラルケアなど中心に国内外で様々なサステナビリティの活動を展開しています。
2023年4月に墨田区から台東区蔵前に本社移転したことをきっかけに、
地域の保護者・子どもを対象に体験型イベント(※)を蔵前の本社で実施されています。(※不定期開催)
今回は「子どもの衛生習慣」がテーマ。手洗いの大切さや、泡ハンドソープの泡が吐出される構造についての実験に続き、
キレイキレイのボトルにノングリッドがデザイン企画したパーツを子どもたちがお絵描きやシールを装飾して、
手洗いをより楽しめるマイボトル、キレイキレイフレンズを作りました。
子どもたちは2つのボトルを制作し、1つは自宅用に持ち帰り、もう1つは台東区内の飲食店や児童館などに配られ、地域衛生の向上に繋がりました。
約50組の親子が参加し、お絵描きと工作を楽しみながら手洗い習慣の大切さを学ぶワークショップとなりました。
ノングリッドでは、ライオン本社があるモノづくりのまち蔵前のお店を約20社リサーチし 、ワークショップで使用するキレイキレイボトルのパーツを作成するお店の選定とパーツのデザインを行いました。また、当日の運営や台東区内へのチラシ配布、子どもたちが制作したボトルの配布先との交渉も担当しております。ワークショップで作成したボトルは、地域のお店の材料を使用することにこだわり、制作した子どもたちやボトルを受け取った台東区の飲食店や児童館が、より愛着を持って使い続けることができるものを目指しました。

キレイキレイのボトルには、顔・手・肩のデコレーションができるよう、パーツのご提案を行いました。
色とりどりの素材やボタンを使って、子どもたちもワクワクしながらボトル作りに取り組みました。
実際に使用したEVA樹脂素材は、88年の歴史を誇る蔵前の老舗『佐々木商店』様からご提供いただきました。
ポンプヘッドの動きを妨げることなく、石鹸液や水に強く劣化しにくい高品質な素材と部品を選定しており、
長期間にわたって利用できます。さらに、有害物質を含まないため、地球環境にもやさしい素材です。



思いのままにキレイキレイボトル正面のマイボトルシール(※ ライオン制作)にお絵描き。
好きなパーツを選んで、自分だけのキレイキレイフレンズを装飾して楽しみました。
スタッフ一丸となって装飾をサポートし、子どもたちも夢中で参加しました。



最後は、子どもたちにワークショップで作成したマイボトルを大切にお持ち帰りいただきました。
子どもたちが作ったもう1つのマイボトルは、台東区内の店舗や児童館に設置されていますので、実際にご覧いただくことができます。
衛生の大切さを伝え、子どもたちの記憶に残るような時間になることを目指し、地域との連携を図った今回のワークショップ。
ボトルを見るたびに、手洗いが楽しくなるような体験作りを行いました。

子どもたちが作ったマイボトルを配布した蔵前の洋菓子店"KURAMAE CANNELE"の設置、お渡し時の様子。
「とても可愛くて、子どもたちが一生懸命作ってくれて嬉しい」とコメントを頂きました。