コンセプトビジュアルは『窓・扉』です。
リニューアルした『明日見世』は、新しい景色や新鮮な空気を呼び込む場であり、新たな「出会い」を象徴するメタファーとして『窓・扉』を用いました。
全てのデザインはこのビジュアルアイデンティティをベースに展開しています。また、『明日見世』では、毎シーズン300以上のブランドから厳選したアイテムを提案し、人・地域・自然の未来を育む役割を果たしています。
紹介する商品が“主役“であるため、『窓・扉』のモチーフは、額縁のように主役を魅力的に見せるデザインとして、抽象的かつ洗練されたコンセプトビジュアルに仕上げています。
自然からインスピレーションを受けた配色は、『明日見世』の商品のラインアップを引き立てるトーンで組み合わせられています。
デザインコンセプトをもとに、各種制作物を展開。売り場や館内における視覚的演出の際には、お客様に足を止めていただけるようなデザインを展開するとともに、
購買導線が途切れないよう、Webや開催イベント(インスタレーション)を含め、店頭と同様のイメージで訴求しました。
タッチポイントを網羅し統一した世界観で展開することで『明日見世』のファン化を目指しています。
A: 1階コルトン
B: 商品陳列POP
C: リーフレット
D: アイコン
E: エスカレーター横ポスター
インスタレーションVol.1 (9~12月)は、内沼晋太郎率いるNUMABOOKSにブックセレクションを依頼しインスタレーションを展示中。
「REBORN」をテーマに本をセレクト。店内のカフェでドリンクを飲みながら、新しい自分に出会える本をお読みいただけます。
エコ成型材の搬送箱を使った白い箱をベースとして、廃材の削減などを考慮し、毎展示で箱の組順や表面の装飾を入れ替える仕組みにしました。
本の表紙を見せて展示している本は、その本の題名、作家名、"REBORN"を感じさせる一文を窓枠に記載、手に取れる展示として機能させました。
VP(VMD)はエスカレーターを上がってきた場所、レジ横の2箇所に設置。
モニターでは出店ブランド、カフェ、イベントの情報を発信。
モニター自体の重々しい箱感を和らげるため、角材で構成したヤグラ構造。
窓のカーテンから発想した透け感のある布で明日見世のコンセプトを表示しています。
物販エリア、レジのサインは立体的でキャッチーなショッピングバッグで表現。
紙ではなくスチール製。
広い店内でも壁から生えているような唐突なデザインは造作的にも目をひくものになりました。