Date
2021.10
Client
金七商店
金七商店の本枯節の贈答用パッケージデザインを担当しました。
Creative Director Comment
金七商店のこだわりと食や環境への姿勢をしっかり理解するため、我々も食し、オンラインで勉強会を実施し、
すべてを理解するにはまだまだ時間が足りませんが金七さんの作る鰹節無しでは生活できないまでファンになりました。
我々も自信を持ってお勧めできる商品であり作り手の思いをしっかり受け継ぎデザインさせていただきました。
ぜひ大切な方に贈っていただけたら幸いです。
Design Concept
チャーミングな名前とは裏腹に、手間を惜しまない丁寧な工程と厳格な品質管理から生まれるクラシック節には、
その品格や姿勢がデザインにもそのまま現れるべきだと考え、余白、余情という無規定な空白に美を感じる緊張感のある仕上がりを目指しました。
余白は空っぽではなく、水中を意味し、紐が水面になるようデザインされています。
また、受け継がれる歴史と緻密な工程を、4世代の写真、鰹の細密画を中面に載せ表現しています。
2022年には、「第33回全国水産加工品総合品質審査会」にて、【水産庁長官賞】を受賞しました。