Work

ニトリ デコホーム 「私と、あの子と、この部屋で。by DECO HOME」

WEB  UI/UX  GRAPHIC  PHOTO  

Date

2020.4

Client

ニトリパブリック

OUTLINE

 

ニトリから生まれたインテリア雑貨のお店「デコホーム」の販促施策として、公式サイトでの記事コンテンツをはじめ、店舗リーフレット・SNS投稿の制作を行いました。

ノングリッドは制作におけるプロデュース、ディレクション、アートディレクションを担当しています。

 

BACKGROUND

 

普段使いの日用品からお部屋のアクセントになるアイテムまでを女性目線でセレクトし、

品質・デザイン・お手頃価格にこだわったホームファッション専門店「DECO HOME(デコホーム)」。

関東、関西を中心に全国で90店舗以上、女性のお客様が気軽にお買い物ができるよう、駅近や商業施設で店舗を展開しています。

そんなデコホームの成長を加速させるための課題は2つ。

・ブランド認知向上(ニトリとの差別化)

・購買に繋がるWeb施策

この2つの課題を解決させるためには、ターゲットとなる女性像を再定義しニトリとの差別化を図りながら

デコホームのファンになってもらうようなコミュニケーションデザインが必要でした。

 

IDEAS・PROCESS

 

1つめの課題であるブランド認知向上のためには、ブランドとお客様との接触ポイントを増やす必要がありました。

そこで今まで紙媒体が中心だった販促物をWeb媒体(公式サイト、SNS)へ切り替え、

デコホームを知らない人にも見てもらえるような記事コンテンツを制作することにしました。

 

2つめのニトリとの差別化については、女性向けのブランドであることをわかりやすく伝えるために、

「私と、あの子と、この部屋で。」というタイトルのもと、主人公の女の子のデコホームのある暮らしをコンテンツで描くことにしました。

このコンテンツは、日常がちょっとハッピーになるブランドの世界観をイラスト、写真、ストーリー(ことば)で表現しています。

 

また、制作したコンテンツは店舗リーフレット、SNSでも展開し、どの媒体からでも統一したメッセージが届くよう制作しました。

 

さらに、コンテンツを通して購買に繋げるために、気になる商品があればすぐECサイトで詳細を確認でき、

購入まで完結するよう情報設計にも配慮し制作しました。

 

プロジェクトはキックオフからローンチまで約5ヶ月。

ターゲットの整理からブランドイメージの再設定、複数の企画案から、イラスト制作、撮影、デザイン・実装を経て

2020年4月27日に公開されました。

 

CREATIVE

 

「私と、あの子と、この部屋で。by DECO HOME」

ターゲットをイメージした女の子や装飾をイラストで描き商品や空間の写真と組み合わせることで、

ブランドの持つかわいさとリアリティを訴求するデザインになるよう工夫しました。

ストーリーは、「母の日・GW」をテーマに生活のワンシーンを切り取り、

デコホームのある暮らしを想像・共感しやすい内容を意識して制作しました。

 

店置きリーフレット、SNS(Instagram)でも統一したテーマでクリエイティブを展開しています。

 

RESULT

 

この企画では、これまでの商品写真の掲載をメインに制作されてきた販促物から、新たにイラストやストーリーを活かしてブランド全体の世界観やメッセージを伝えるという方法を確立することができました。

 

ブランドのコミュニケーションは、商品やターゲット戦略によって変化しますが、本プロジェクトはデコホームと新しいお客様を繋ぐきっかけづくりができたと、クライアント社内からも好評だとコメントをいただきました。

コンテンツは「母の日・GW」に続いて、第二弾のコンテンツ制作が継続しています。