Work

Hiraql

WEB  UI/UX  VI/CI  

Date

2022.5

Client

東急株式会社

OUTLINE

東急株式会社の子会社で、超高齢社会において生活者一人ひとりのこれからの人生に寄り添うサービスを展開する東急ラヴィエール株式会社によるデジタルライフプランニングサービス「Hiraql(ヒラクル)」のブランディングをノングリッドが行いました。

 

BACKGROUND

人生100年時代、少子高齢化、人間関係の希薄化などのさまざまな社会的要因から、「老後は周囲や子供に負担や迷惑をかけたくない、かけられない」という方が増え、「終活」が2010年前後から急速に広まりました。さらに、近年は、空き家問題、長生きリスク、タンス預金の増加といった新たな社会課題も生まれ、社会的不安は増大しつつあります。一方で、こうした不安に応えるサービスの提供は十分とは言えない状況です。

そこで、東急ラヴィエールでは、①わくわくするセカンドライフの創出、②ライフエンディングのサポート、③『シニア=デジタルは苦手』という固定観念払拭という3点を直近のチャレンジ領域と考え、本サービスを開発、ローンチさせることになりました。

「Hiraql」には、気づきや学びとなる「ヒントコラム」と登録して活用できる「Hiraql NOTE」の二つの機能があります。これからの人生を前向きに設計し万全の備えができるようサービスを提供しています。

 

IDEAS・GOAL

ノングリッドでは、サービスのネーミング、タグライン、ステートメントからヴィジュアルアイデンティティ開発、サービスサイトおよび「Hiraql NOTE」の主要ページのデザインを行いました。

「Hiraql」は、人生観・死生観の醸成、心豊かな日々を過ごすきっかけとなるよう「ひらく」と「miracle」を合わせた造語です。

ヴィジュアルアイデンティティは「ドアを開く」イメージから「ドア」をワードマークに入れ込んだデザインに。「Hiraq」がドアの前に立つ人「i」を後押しし、ドアを開く手伝いを行うことを意味しています。

メインビジュアルは生と死を想起させる植物をモチーフにしたイラストで構成し、これまでにない新しいサービスイメージを発信しています。

また、「Hiraql NOTE」においては、プロトタイプをモニター利用した上で、UI/UXのアドバイスを行うほか、主要機能、コンテンツの名称策定も行いました。

 

NEXT STEP

「Hiraql」はアジャイル開発を採用することにより、早期サービス提供と効果確認、ニーズ変化への俊敏な対応実現を目指しています。今後も随時、本サービスからリアルなサービスにつながる機能などを追加し、オンラインにとどまらないサービスを提供していきます。

ノングリッドでは今後もブランドデザインにおいてサービス開発に伴走していきます。