OUTLINE
星野リゾートが2019年2月5日開業する新施設「星野リゾート BEB5 軽井沢」のブランディングを担当しました。
施設のコンセプト、コピー開発、ロゴデザイン、キービジュアル、ティザーサイトを制作しました。
BACKGROUND
星野リゾートが軽井沢に開業する、気軽でリーズナブルな旅を提案するカジュアルな施設「星野リゾート BEB5 軽井沢」。
OMOブランドのWeb制作、運用を担当していたノングリッドは、Web制作とロゴデザインのコンペに参加することになりました。
BEBは、観光からビジネスまで幅広いニーズに応える、カジュアルホテルのポジションで展開が予定されていました。
開業に向けて施設やブランドコンセプトが模索される中、軽井沢の魅力、旅のあり方、施設での過ごし方を考え、Webのコンテンツやロゴデザインだけでなく、施設内で行われるイベントやワークショップまでを提案しました。
結果、デザインだけでなく、体験設計、コンテンツまでを含んだ提案がクライアントの共感を得て、ノングリッドでブランディングを担当することになりました。
IDEAS・PROCESS
開発当初、BEBのブランドパーソナリティとして「やんちゃ」というキーワードがありました。
そのようなブランドパーソナリティを踏まえて、ロゴデザインも遊び心を持ったデザインを考えていきました。
採用となったロゴは『BEB』の中にカタカナの『ベブ』が隠れています。
カジュアルな旅(「お出かけ」)、好奇心をそそるいつもと違う素敵な空間(「誰かのだいすきが体験できる」)、マルチで機能的なパブリックスペースなどのブランドプロミスを元に、「気の合うアイツん家のように楽しめるホテル」というコンセプトを開発しました。
キービジュアルは、軽井沢で楽しめるスキーや自転車などのアクティビティからギターや読書など、趣味や好きなことが散りばめられた空間をイメージしました。
ビジュアルに登場するモデルも、ファッションやスケボーがだいすきな人をキャスティングしました。
サイトを構成するそのほかの写真は、自由きままにホテルで過ごすシーンを切り取っています。
サイトで使われるキーカラーは軽井沢をイメージしたグリーンをベースにデザイン。開業前のティザーサイトでありながら宿泊予約を獲得するために、スムーズな導線設計を検討しました。
更に、予約サイトもブランドイメージを踏襲できるよう、ロゴを活かしたグラフィックパターンを配置し、BEBらしさを表現しました。
RESULT
開業前のプレスリリース、事前予約にあたって、今までにないブランドのクリエイティブと若者をターゲットにした集客施策に注目が集まり、好調に宿泊予約が獲得できました。
ノングリッドはロゴデザイン、Web制作にとどまらず、館内で利用される掲示物やグッズのデザインも担当しました。