茨城県常陸大宮市のいちご農園hiko farmのキャラクターデザインとパッケージデザインを担当いたしました。
hiko farmは有機堆肥や土中の微生物を活性化させる土づくりを重要視し、生態系の循環の仕組みによる様々な病害虫からの防除によって、農薬の使用量を減らしながら美味しい苺づくりをされています。
弊社事業Why Juice?では以前から彦田さんのお取り組みに共感し、毎年12~5月頃に店頭で苺をふんだんに使用したドリンクやスイーツなどを提供していました。Why Juice?の商品を通して、生産者の営農の努力ややりがいと、日本の農業を取り巻く社会課題についても消費者が意識を向けるきっかけづくりをしたいという想いから、hiko farmさんとお取り引きしています。
本プロジェクトはオリジナルのいちご箱の制作をご依頼いただき、キャラクターを入れるなどhiko farmの世界観を視覚的に表現する大切な案件でした。彦田夫妻のイメージを丁寧に汲み取るため、会話を重ね作成していきました。



◼︎ キャラクターデザイン
農園にいるヤギとヒツジをモデルに彦田さん一家をキャラクターにしました。hiko farmの世界観を表現するクラシックな雰囲気と絵本に出てくるような個性あるキャラクターを制作していきました。

hiko farmの彦田さん夫妻は、持ち前のものづくりに対する情熱を活かし、独自の世界観でいちご農園と直売所を営んでいます。


農園にはのびのびと暮らす、ヤギとヒツジがいます。




◼︎ パッケージデザイン
開けた時にいちごの赤が映えるように、白い箱に緑一色でいちご箱を作成しました。箱も輸送用としてではなく、hiko farmを表現する大切なものとしてキャラクターをメインに世界観を全面に取り入れたデザインを心がけました。左右には彦田さん夫妻が考えた物語を入れています。


苺のハウスの中では、生物の生態系を活かした病害虫の防除により農薬を減らせる方法取られています。