OUTLINE
花王が展開する百貨店コスメブランド「est(エスト)」とアーティスト・Tamae Hirokawaのコラボ企画をノングリッドがプロデュース。
プランニング、コラボパッケージのアートディレクション、デザイン、アーティストのコーディネートを行いました。
BACKGROUND・PURPOSE
今年で20周年を迎えたエスト。
百貨店を主な販売チャネルとしているエストがさらなるブランドの成長を狙うためには、ブランドのコンセプトに興味・共感を抱いてもらえるような新しいお客様の獲得が必要でした。
IDEAS・PROCESS
ノングリッドでは、エストの開発力や品質力に着目し、美容だけでなくアートやファッション、ヘルスケアなど、常に自分を高める意識のある知的好奇心の高い女性に可能性を感じ、親和性のあるブランドやアーティストとのコラボレーションを考えました。
さらに、「響け、無限の自分に」というブランドスローガンの元、もっと美しく、もっと先へと、常に進んでゆく女性に向けて、常識や制限の殻を脱ぎ捨てて、新しい美しさへ翔び立つ、「羽化」をデザインディレクションのテーマに設定しました。
CREATIVE
コラボレーションの企画とデザインディレクションを提案し、SOMA DESIGNクリエイティブディレクター/デザイナーのTamae Hirokawaさんとのコラボが実現しました。
ニューヨーク近代美術館(MOMA)に所蔵された、デジタル技術と無縫製ニットの手法による「SKINシリーズ」は第二の皮膚を目指してつくられたそうです。
今回のコラボ企画は、Tamae Hirokawaさんが2011年に発表した「microcosmosgraphia」のドレス柄をパッケージとノベルティグッズに使用。
内に秘めた無限の可能性が殻を破りいでて自由にはばたく瞬間をイメージしたデザインです。
また、20thのロゴは、まだ見ぬ新しい自分へはばたく蝶のイメージです。伸びやかな生命力や、ひとりひとりの無限の可能性を引き出したい。
そんなブランドアイデンティティーへの想いを込めました。


