NEWoMan(ニュウマン)の2026年秋冬シーズンビジュアルにおいて、映像とグラフィックによるクリエイティブを制作しました。
アートディレクターの軍司がクリエイティブディレクション・アートディレクションを手がけ、ノングリッドでは総合プロデュース・プロジェクトマネジメントを担当しました。
2026年秋冬シーズンのテーマは、「Beautiful Contradiction -矛盾を抱きしめる人-」。
10月1日より展開された冬のビジュアルでは、「Want More, Need a Break」をコンセプトに、ドレスでパーティーを踊り明かしたい気持ちと、ふかふかの布団にくるまって眠りたい気持ちを描いています。
煌びやかなパーティーの余韻をまとったまま、勢いよくベッドへダイブする。
その姿を通して、華やかな時間をもっと楽しみたい気持ちと、身体を休めたい気持ちとの間に生まれる、冬の夜ならではの「心と身体のちょっとした矛盾」を表現しました。
もっと踊りたいのに、もっと身体を休めたい。
そのどちらも、愛おしい。
ONE MORE DANCE. ONE MORE DREAM.
BOTH ME.
秋のクリエイティブはこちらから。
詳しい制作背景やインタビューは、ルミネの特集記事よりご覧いただけます。
矛盾を抱きしめ、自分らしい美しさへ。
NEWoManがこれまで描いてきた「新時代を自由に生きる人」とは、どんな存在なのか。
今回のクリエイティブは、そんな問いから始まりました。
効率や合理性だけでは割り切れず、ときに相反する気持ちを同時に抱えること。
それは不完全さではなく、むしろ人間らしさや心の豊かさの表れなのではないかと考えました。
どちらか一方を「正しい」と選ぶのではなく、その間で揺れ動くことも含めて自分自身として受け入れる。
「Beautiful Contradiction -矛盾を抱きしめる人-」には、そんな矛盾の中に新しい美しさを見つけ、自分らしく生きる人への敬意を込めています。
NEWoManを、完成された誰かのための場所ではなく、さまざまな欲望や価値観の間を行き来しながら、
自分なりの感性を見つけていく人のための場所として捉え、その人間らしさをファッションや映像を通して表現しました。
冬のビジュアルでは、もっと踊りたい気持ちとゆっくり休みたい気持ちが共存する様子を、パーティーで踊るひとときと心地よい眠りという対照的なシーンを通して描いています。
完璧につくれる時代に、手ざわりと人の温度を。
今回の制作では、AIが完璧さを生成できる時代において、完成度や整いすぎた美しさではなく、不完全さや揺らぎ、制作の過程に残る人間らしさを大切にしました。
撮影には16mmフィルムを採用し、粒子感や光の揺らぎ、ブレやボケといった、完全にはコントロールできない質感も表現の一部として活かしています。さらに、手作業によるスタイリングやプロップ、現場で生まれる音などを取り入れることで、デジタルだけでは生まれにくい手ざわりと、人の温度を感じられるクリエイティブを目指しました。
クラシックなドレスは毛布や布団を用いて制作し、タキシード姿の男性をパネルで表現するなど、作り込んだプロップを取り入れています。パーティーで踊るシーンから、ドレスのスカート部分が掛け布団へと変化するユーモラスな演出によって、矛盾する2つの気持ちをポップで温かみのある世界観へと昇華しました。
CREDIT
Creative Agency:NON-GRID INC./POSTHYPHEN INC.
Creative Director/Art Director:Tadahiro Gunji(NON-GRID INC./POSTHYPHEN INC.)
Movie Director:Yuka Yamaguchi
Production:HOEDOWN
Producer:Kyoichi Shibukawa/Daiju Yoshida(HOEDOWN INC.)
Cinematographer:Tetsuya Arimori(The End Tokyo)
Gaffer:Yasuhiro Uchino
Grip:Hiroki Kato(Fine Films)
Stylist:Koji Oyamada(LESEN inc.)
Costume:KANEHIRO
Hair Make:Yukari Clarke(NOBODCR)
Prop Stylist:Shizuka Aoki
Casting Director:Shimana(SMN CASTING)
Model:SABLINA